福智町長からのメッセージ(令和2年4月10日)

町民の皆様へ

 全国で新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない中、国は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、福岡県を含む7都府県に「緊急事態宣言」を発令しました。

 これを受けて福岡県知事は、県民に対し5月6日までの間 感染拡大防止のための緊急事態措置を下記のとおり発表しました。

 現在、福岡県が感染拡大を防ぐ重大な局面であることを踏まえ、福智町においても、小中学校の臨時休校や公共施設等の閉館・貸出中止などの延長、町主催事業(イベント等)の開催延期・中止等の対策を引き続き行うこととしました。

 休校中のこども達や保護者の皆様、地域の交流を楽しみにしている町民の皆様の生活に影響を与えることとなりご負担をおかけしますが、一人ひとりが感染させない・感染しないという意識をもち、行動していただくことが、自らの命を守り、大切な人の命を守り、地域を守ることにつながると信じています。

 福智町としましても、町民の命を守ることを最優先に考え、全庁を挙げて感染拡大防止に取り組んでまいります。

 つきましては、町民の皆さまにおかれましても福岡県の緊急事態措置の内容をご理解いただき、新型コロナウィルス感染症拡大防止のための要請にご協力をお願いいたします。

 この危機を一丸となり乗り越えてまいりましょう。

 

令和2年4月10日

福智町長 黒土 孝司

福岡県の緊急事態措置

(1)生活の維持に必要な場合を除き、外出を控えること

生活の維持に必要な場合とは、医療機関への通院、食料、医薬品、生活必需品の買い出し、職場への出勤、屋外での運動や散歩などをいいます。

(2)職場への出勤は、外出自粛の要請の対象としないが、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤、自転車通勤など人との交わりを低減すること

(3)不要不急の帰省や旅行、都道府県をまたいでの移動は、極力避けること

※なお、都市封鎖(ロックダウン)とは異なるものです。

(4) 換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集場所」、間近で会話や発声をする「密接場面」、これらの集団感染のリスクを高める3条件が同時に重なることを回避すること

(5)感染の拡大につながるおそれのある催物(イベント)開催を控えること

(6) 手洗いの励行や咳エチケットに努めること

(7)飲食料品や生活必需品の小売店等生活に必要な事業は継続されるため、食料・医療品や生活必需品の買い占め等をしないこと

(8)新型コロナウイルスの感染症を疑った場合は、保健所に設置している「帰国者・接触者相談センター」へ電話で相談すること

(9)発熱や咳など、風邪の症状があり、かかりつけ医を受診する際には、直接受診せず、必ず事前に電話で相談すること

(10)海外の渡航について、外務省の勧告・指示に従うこと