犬を飼うときのルールとマナー

飼い主にとって、犬はかけがえのない家族の一員です。
犬を飼うときにはルールやマナーを守り、家族の一員として、最後まで責任をもって、飼いましょう。飼い主は、「動物の愛護及び管理に関する法律」により、動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)が義務付けられています。
 

犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務です

生後91日以上の飼い犬は登録が必要です。また、1年に1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。犬の登録・狂犬病予防注射を行った後に、福智町役場で交付する犬鑑札・注射済票は犬の首輪等に付けてください。

犬の放し飼い禁止!

「福智町飼い犬取締条例」で犬の放し飼いは禁止されています。迷子となった犬が保健所に収容されることがあります。犬は綱や鎖でつなぐか、柵や檻などの囲いの中で飼わなければなりません。庭の囲いに隙間があったなどといったことがないように、犬の管理状況は常に点検・確認をして、犬が逃げ出さないように細心の注意を払いましょう。
飼い主にとっては、おとなしい犬、かわいい犬、よくしつけられた犬であっても、犬の苦手な人、小さな子供にはとても怖いと感じるものです。自宅敷地から犬を出すときは、必ず引き綱(リード)をつけて、飼い主が制御できるようにしてください。飼い犬が他人に危害を加える事故の防止や、犬が交通事故にあうなどの危険を防ぐため、道路や公園など公共の場所では必ずリードにつなぎましょう。また、リードは飼い主がコントロールできる長さとし、散歩には犬をコントロールできる人がつれていきましょう。
※公共の場所で放し飼いをすることは禁止されています。
 

ふん・尿の後始末をしましょう

散歩のときはフンの持ち帰りに使うビニール袋と尿を流すための水を入れたペットボトルなどの用意が必要です。
散歩中にフンをさせたときは必ず家に持ち帰って処理しましょう。
また、尿をさせる場所は他人のドアや塀などをさけるように心配りをし、させたときは水で洗い流すなどしましょう。
ふん・尿をできるだけ自宅で済ませるようにしつけをすると、雨の日など散歩ができない日でもトイレをさせることができます。
※アスファルトやコンクリートの上では、おしっこを水で流すだけでは被害を拡げかねません。必要に応じてペットシーツなどで吸収し、持ち帰りましょう。

愛犬の散歩をするときのルールとマナー01愛犬の散歩をするときのルールとマナー02

鳴き声には気を付けましょう

「近所の犬が吠えて困っている。」という相談が多く寄せられています。
犬が室内にいても隣家まで鳴き声が響くことがあります。
また、窓を開けるような時期は注意が必要です。特に夜間や朝方の鳴き声は睡眠を妨げる恐れがあります。必要以上に吠えているときは、何か原因があるものです。犬が吠えている原因がわからない場合は、訓練士等に相談してみることも考えましょう。

動物の遺棄・虐待は犯罪です!

「動物の愛護及び管理に関する法律」では、動物をみだりに殺したり、傷つける行為の禁止や終生飼養が明記されています。
適切な飼養を怠る・殺す・傷つけることや、引っ越し先で動物を飼えないから・動物の医療費が高額だから・動物を飼うのが大変だからなどの理由で遺棄する(捨てる)ことは犯罪です。
最後まで責任をもって飼いましょう。

動物の遺棄、動物への虐待は、犯罪です!01

不妊手術をおすすめします

自分では飼えない子犬が生まれてしまったとき、すぐに新しい飼い主が見つかるとは限りません。手術をすることで、病気の予防になったり、性格が落ち着いたりする効果があります。

高齢者とペットの安心した暮らしのために

高齢者にとってのペットは、家族やパートナーとして、⽣活に潤いと安らぎを与えてくれ、日々の⽣きがいに繋がっているなど、その存在は大きなものです。一方で、ペットの飼い主には、そのペットが命を終えるまで適切に飼う「終⽣飼養」の義務もあります。

ペットと暮らすシルバー世代の皆様へ 01

飼い犬が人を咬んでしまった場合

犬が人に危害を加えたときは、適切な応急処置や新たな事故の発生を防止する措置をとるとともに、その事故の詳細について「飼い犬こう傷届」を直ちに保健所に提出しなければなりません。

福岡県田川保健福祉事務所 保健衛生課生活衛生係
福岡県田川市伊田3292-2
電話:0947-42-9309
 

この記事に関するお問い合わせ先

税務住民課 環境衛生係
福岡県田川郡福智町金田937番地2

電話:0947-22-7761