新町建設計画

旧赤池町・旧金田町・旧方城町の三町は、それぞれの地域の特性を生かしながら独自のまちづくりを進めてきましたが、少子高齢化が進む厳しい状況のもとで、地域住民に密着したサービスを行っていくことが単独の状態で難しくなりました。
歴史や文化を共有する三町は、より強固な行政基盤を築き、効率的な行政運営を行うことで、社会の変化に対応した質の高い住民サービスを提供できる魅力ある町づくりを推進するため、平成16年4月1日に、旧赤池町・旧金田町・旧方城町で合併協議会を設置し、新町のまちづくりについて検討を重ねました。そこで、三町の合併後の新町を建設していくためのマスタープランとして「新町建設計画」を作成し、将来の新町の姿や施策の方向等を示す「まちづくり」の基本的な指針をまとめました。

基本理念

「心・技・体・が一体となって元気のある町」
心:こころづくり(教育・文化、住民参画)
技:わざづくり(産業・農業、都市基盤)
体:からだづくり(健康・福祉)

重要プロジェクト

心づくりプロジェクト

心は、新町の住民を象徴し、一人ひとりが「自立」し、将来に明るい希望を持ち、個性豊かで思いやりのあるやさしい心を持つことを意味しています。わが郷土を誇りに思うこころ、愛するこころをもつ人々が、自然との共有の中で、各分野にわたりこころ安らかな生活ができ、豊かに暮らせるまちづくりを進めていきます。

  • 教育都市の形成
  • 生涯教育の推進
  • ボランティア活動を通した人材の育成
  • 住民自らが担う地域自治の推進

技づくりプロジェクト

技は、住民一人ひとりの生活に、潤いをもたらし、地域活性化(元気)の素となる産業振興などのことです。自然と調和しながら、住環境や交通基盤を整備して、快適で活力のある地域を創造します。

  • 生活基盤の整備促進
  • 雇用促進と新産業の創出
  • 循環型社会の形成促進
  • 環境保全の活動の支援強化

体づくりプロジェクト

体は、心身とも健康な住民の生活を送れるよう、保健、医療、福祉の充実を図ることです。少子高齢化が進行する中、高齢者が安全で、安心できる生活を送り、未来を担う子どもたちが地域でいきいきと育つ、元気な町を目指します。

  • 総合的な保健・医療・福祉サービスの充実
  • 安心して子育てできる環境づくり
  • 個性を生かし、生き生き暮らせるシルバーライフの支援
  • 人のやさしさがあふれたまちづくりの推進

新町建設計画での分野別施策

多様な雇用機会を創出する活気ある産業づくり

  • 均衡のとれた産業の育成・振興
  • 新町産業ビジョンの策定
  • 創造性豊かな活力ある農業の振興
  • 農林畜産業の基盤整備と後継者の育成
  • 産業間連携の推進
  • 優れた人材と企業が育てる工業の振興
  • 企業誘致活動の推進
  • 産・学・官連携の充実・強化
  • 雇用機会の安定確保
  • 労働環境の整備
  • 雇用の確保
  • 活気と求心力にあふれた商業の振興
  • 観光資源の整備・充実
  • 広域連携の推進

自然と調和した活力に満ちた都市基盤づくり

  • 魅力と活気に満ちた市街地の整備
  • 土地利用計画の策定と土地利用調整の促進
  • 計画的な市街地の形成と都市景観の形成
  • 安全・安心な道路体系の整備
  • 道路等の交通基盤整備の推進
  • 公共交通機関の充実
  • 鉄道駅周辺整備の推進
  • バス路線の充実・強化
  • 快適な住環境の整備
  • 住環境の整備
  • 高速情報基盤の活用と情報教育の推進
  • 高速情報基盤の整備
  • 情報教育等のよる人材の育成等

安全でうるおいのある生活環境づくり

  • 水源の確保と環境衛生の充実
  • 上水道の整備
  • 下水道の整備
  • 地域が一体となった循環型社会の形成
  • 効率的なごみ処理の推進と循環型社会の形成
  • 環境問題への取組み推進
  • 地域福祉の視点にたった生活環境の整備
  • バリアフリー、ユニバーサルデザインによる安全で快適な町づくりの推進
  • ユニバーサルデザインに基づく地域主体の公園・緑地の整備
  • 安全・安心な防災・防犯体制の整備
  • 防災体制の整備充実と消防・救急体制の整備充実
  • 防犯体制・交通安全対策の充実

いきいきと健やかに暮らせる健康・福祉づくり

  • 総合的な保健・医療・福祉サービスの提供
  • 保健・医療・福祉一体となった総合的サービス提供体制の確立
  • みんなで支える地域福祉
  • 助け合い活動の推進や体制づくり等の充実・強化
  • 障害者が生き生き働ける環境づくり
  • 生涯現役で活躍できる環境整備
  • 高齢者をみんなで支える体制づくり
  • 高齢者が元気に暮らせる環境づくり
  • みんなが家族、みんなで育む健康づくりの推進
  • 健康管理の推進
  • 医療体制づくり

個性と想像力を育む教育・文化づくり

  • 生きる力を育む学校教育と夢あふれる未来へ羽ばたく人材の育成
  • 多様な学校教育の推進
  • 生きる力を育む教育の充実
  • 生きがいのもてる生涯学習の推進
  • 生涯学習の場づくりの推進
  • 生涯学習の仕組みづくりの推進
  • 健全な身体をつくるスポーツ・レクリエーション活動の推進
  • 活動推進のための基盤整備の推進
  • 指導者の充実
  • 芸術文化の振興と文化財の保存
  • 文化芸術活動への支援と文化・芸術情報受発信機能の充実、整備
  • 文化芸術の継承と文化財の保護・活用
  • 人権尊重のまちづくりの推進

新町建設計画を変更しました(平成28年度)

 法律の改正により合併市町村に対する国の財政支援措置が延長されたことに伴い、町の新町建設計画を変更しました。

新町建設計画とは

 新町建設計画は、平成16年10月に赤池町・金田町・方城町合併協議会により策定されました。「新町建設計画」は、合併後の新町を建設していくための基本方針を定めたもので、新町の総合計画の基礎となるものです。

変更の理由

 国の財政支援措置のひとつである合併特例債について、「東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律」が施行され、これまで合併年度及びそれに続く10年度であった合併特例債の起債可能期間が、被災市町村以外の合併市町村では合併年度及びそれに続く15年度に延長されたことから、本町においても引き続き「新町建設計画」に基づく合併特例債の活用を可能にし、将来の財政運営に柔軟性を持たせるため、「新町建設計画」を変更します。

変更内容 

 今回、計画期間を平成17年度から平成32年度までとし、計画期間を変更することによって整合を図る必要がある部分(主要指標、財政計画)を変更しました。

新町建設計画を変更しました(令和2年度)

法律の改正により合併市町村に対する国の財政支援措置が延長されたことに伴い、町の新町建設計画を変更しました。

変更の理由

 国の財政支援措置のひとつである合併特例債について、「東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律」が施行され、これまで合併年度及びそれに続く15年度であった合併特例債の起債可能期間が、被災市町村以外の合併市町村では合併年度及びそれに続く20年度に延長されたことから、本町においても引き続き「新町建設計画」に基づく合併特例債の活用を可能にし、将来の財政運営に柔軟性を持たせるため、「新町建設計画」を変更します。

変更内容 

 今回、計画期間を平成17年度から令和7年度までとし、計画期間を変更することによって整合を図る必要がある部分(主要指標、財政計画)を変更しました。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 庶務係
福岡県田川郡福智町金田937番地2

電話:0947-22-0555