「それぞれの原石をみがく」町採用講師の配置による少人数学級の実施

福智町では町採用の講師を配置することによって、学校での少人数指導を可能にし、分割・TT（チーム・ティーチング）などの授業の導入によって、個に応じた指導をしています。
　少人数指導のメリットは、子どもと教師の深いコミュニケーションによって、一人ひとりの実態を確実にとらえたきめ細かな指導ができる点にあります。また学力の向上だけでなく、子どもの特性を見つけ個性を伸ばし、自己表現ができる人材育成にもつながります。

「読書力で学ぶ力を底上げ」図書係の配置による読書の推進

「読解力の低下は学力の低下」と言われるように、理解力を向上させるには本を読むことが効果的です。本から得る知識や読書の習慣を身につけることで、社会の変化に迅速かつ的確に対応する資質や集中力、忍耐力を育むことができます。そういった心の教育と学力の底上げを同時に図り、読み聞かせなどで本を読む楽しさを伝え、児童が足を運びたいと思えるような図書室運営を行っています。

「子どもたちの安全を守る」サポート員の配置による安全パトロール

不審者などによる事件を未然に防ぐため、子どもたちの安全を守るサポート員を募り、町内の各学校に配置しています。学校にいる間、児童生徒が安心して学習できるよう、校内巡視や安全パトロールを強化し、登下校の際にも街頭で地域の方々と連携して子どもたちを見守っています。

「誇れるふるさとづくりを教育で」夢の実現に向けた学びの環境整備

特色ある教育による学力の向上は、子どもたち一人ひとりの夢や目標を実現する可能性を高め、将来の社会で、また故郷であるこの福智町で活躍する人材を育むためのものです。効果はすぐには表れにくいものですが、まかれた種はいつか開花すると信じています。この「人づくり」の取り組みの積み重ねによって、子どもたちの「誇れるふるさとづくり」につながるよう、町では「福智町で教育を受けさせたい」と思われるような教育行政を推進しています。