平成7年から続いている事業で、福智町と兄弟都市である沖縄県中城村の子どもたちが相互訪問し、交流やホームステイの体験を通して互いの歴史や文化への理解を深めます。平和学習では命の尊さと平和の大切さを学びます。例年、夏季に中城村を訪問し、冬季に福智町へ受入を行っています。

【福智町・中城村交流事業「少年の翼」実行委員会 主催】

　令和6年7月26日（金曜日）から28日（日曜日）の3日間、町内学校の5･6年生11人が中城村を訪問しました。訪問前には4度の事前研修を行い、沖縄県の文化や沖縄戦の歴史を学習し、交流に臨みました。訪問時には中城村の世界遺産の見学やホームステイなどを通して、交流を深めました。また、最終日の平和学習では「平和祈念公園」や「ひめゆりの塔」など各所で沖縄戦の悲惨な記録をたどり、平和の尊さを学習しました。

また、令和7年1月19日（金曜日）から1月21日（日曜日）には、中城村の子どもたち9人が福智町を訪れました。今年度は、大分県にある「くじゅう森林公園スキー場」で、念願の雪遊びを体験！初めての雪に大興奮の子どもたちは一緒にソリ遊びをしたり、雪だるまを作ったりと交流を深めました。沖縄では経験できない多くの体験を通して、一緒に思い出をたくさん作りました。

　ホームステイや研修で絆を育み続けた両町村の子どもたちは、別れを惜しみ、再会を誓い合いました。