福智山中腹にある桜でエドヒガンの一対。高さ25メートル、樹齢200年と言われ、緋色と淡いピンクの「紅白」の花をつけます。花の色が赤と白であることから、源氏と平家の旗の色にちなんで「源平桜」と命名されました。虎尾桜から徒歩40分、500メートル離れたところにあります。史実では源氏が白で、平家が赤の旗色ですが「争いごとのない世であって欲しい」との願いを込めて、赤い花の木に「源氏桜」、白い花の木に「平家桜」と、色を取り替えた名が付けられています。平家桜から50mほど先にあるのが源氏桜。ともに空を仰いで高い位置に花を咲かせています。（福智町上野）