東光寺経筒

東光寺経筒と判読できる経典の写真
  • 県指定文化財(考古資料)
  • 指定年月日:昭和36年1月14日
  • 所在地:田川郡福智町赤池970-2

 市場の東光寺境内より出土したと伝えられる銅製経筒です。中に収められた経典は保存状態もよく、判読できるほどです。平安時代後期に入って末法思想(まっぽうしそう)の広がりとともに、経典を末法の世に失われることなく56億7千万年後の弥勒仏出現まで伝えようと地中に埋納することが盛んに行われました。経典を納めた筒形の容器を経筒、経筒を埋納した施設を経塚といいます。

  • 住所/福智町赤池
この記事に関するお問い合わせ先

福智町埋蔵文化財センター
福岡県田川郡福智町赤池970番地2

電話:0947-28-9111