興国寺(本堂)
本堂は、木造瓦葺の建物です。建物全体が地面より一段高い基壇上に建ち、壇上は正面のみモルタル、他は土間、外陣外側の角柱(図参照)を礎石上に建てています。
本堂は、27世住職横山皎賢によって、大正8年(1919)に建てられました。内部は方丈型本堂の間取りで、随所に工夫を凝らした彫刻によって華やかに飾られます。建築年代や大工の名前も明らかな、境内の中心的な仏堂として歴史的景観に相応しい建築です。
※方丈型:本堂を上から見ると2列、3室の形になる構造(図参照)
※礎石:建物の柱の基礎となる石材
・国登録文化財
・登録年月日:令和6年8月15日
・所在地:田川郡福智町上野1892番地
・建築年代:大正8年建築/令和4年改修


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