医療費通知をご存知ですか?

 医療機関を受診した際、医療機関の窓口で医療費の一部(一部負担金)を支払うだけで医療を受けることができるので、医療費の総額が意識しにくい仕組みになっています。そこで、医療費負担のしくみや健康について理解を深めていただくために、年6回(2か月毎に)「医療費通知」(「医療費のお知らせ」)を各世帯にお届けし、みなさんの医療費をお知らせしています。
 「医療費通知」(「医療費のお知らせ」)をご覧いただき、受診状況をふり返り、健康な体づくりや、病気の早期発見、早期治療を心がけてください。

医療費控除に使えます

 平成29年分の確定申告から領収書の提出のかわりに「医療費控除の明細書」の添付が必要となりましたが、医療費通知を添付することで明細の記入を省略することができます。

 医療費通知は医療機関等からの請求(診療報酬明細書)をもとに作成されており、医療機関等からの請求が遅れた場合や、診療報酬明細書の審査等で医療費通知に記載されないことがあります。また、11月・12月診療分の医療費通知は翌年3月上旬頃お手元に届くように発送しております。

 通知が届く前に確定申告をする場合は、医療機関等が発行した領収書に基づいて「医療費控除の明細書」を作成する必要があります。
 

【領収書について】

[医療機関、薬局でもらった領収書は大切に保管しましょう]

 医療機関や薬局では、医療費の内容の分かる領収書を発行しています。領収書は、皆さんが医療費を支払った大切な証拠書類であり、高額療養費の請求や確定申告において医療費控除を受ける際の資料として必要になります。大切に保管しておきましょう。

 

【診療明細書関係】

[診療明細書はあなたが受けた診療内容を知ることができる大切な資料です]

 医療機関や薬局では、領収書とは別に受けた診療の内容がわかる「診療明細書」を交付しています。「診療明細書」には、初・再診、入院料、検査、投薬、注射などが、項目ごとに詳しく記載されており、どのような治療が行われたのか、また、どんなことにどれだけの医療費がかかっているのかを知ることができます。

 診療内容に疑問や不安があるときは、明細書に基づいて医師や薬剤師に具体的に質問したり、自分で調べることもできます。また、明細書を保管しておけば、初めてかかる医療機関などで、以前に受けた診療の内容を正確に伝えることができます。明細書の内容は、専門的でわかりにくいものですが、ご自身が受けた診療内容を確認することができる大切な資料ですので、大切に保管してください。

 明細書の内容は、専門的でわかりにくいものですが、ご自身が受けた診療内容を確認することができる大切な資料ですので、大切に保管してください。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

税務住民課 国保・年金係
福岡県田川郡福智町金田937番地2

電話:0947-22-7761