方城岩屋磨崖梵字曼荼羅

岩屋権現境内の方城岩屋磨崖梵字曼荼羅の写真

 方城岩屋磨崖梵字曼荼羅は岩屋権現境内の崖面に刻まれた梵字と曼荼羅、銘文からなる梵字曼荼羅です。中心となる曼荼羅は四印会曼荼羅と呼ばれる珍しいもので、銘文中の年号の解釈には諸説ありますが建武2(1335)年に良蜜という僧侶が願主となって完成したと伝えられています。記年銘のある梵字曼荼羅としては最古のもので、この地方の修験道を物語る貴重な資料で県指定の文化財です。

  • 県指定文化財(史跡)
  • 指定年月日:昭和46年11月16日
  • 所在地:田川郡福智町弁城165番地の2
  • 築造年代:建武2年(1335)年と推定
  • 住所/福智町弁城
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福智町埋蔵文化財センター
福岡県田川郡福智町赤池970番地2

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