興国寺仏殿(観音堂)
築造は享保4(1719)年。観音堂とも呼ばれるとおり、内部の須弥壇上に設置された厨子の中に千手観音が安置されています。内部には壁際に禅牀がしつらえられ、ここで座禅ができるようになっています。仏殿と一体となった様式は珍しく、禅宗様仏殿の貴重な資料です。毎年11月には「観音大祭」が開かれ、千手観音が年に一度開帳されます。県指定文化財。(田川郡福智町上野1892)
- 県指定文化財(建造物)
- 指定年月日:平成17年2月23日
- 所在地:田川郡福智町上野1892 興国寺
- 築造:享保四(1719)年
- 住所/福智町上野
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福智町埋蔵文化財センター
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