観光課お問い合せ窓口
福智山麓 上野焼の里 やきものめぐり
上野焼の里 焼物めぐり
茶陶として発展
伝統と格式を誇る かつての御用窯、上野焼
上野焼の歴史

上野焼の特徴はまず茶陶であること。さらにいえば、当初から藩主が使うための器を作り続けてきた
「御用窯」としての伝統を誇ることが挙げられます。かつて織田信長は「茶の湯」を政治に取り入れました。

当時、茶会への出席は権威の証しとされ、名物茶器は一国に値したといいます。その茶の湯を「侘び茶」として大成したのが千利休です。 上野焼を開窯させた細川忠興は、信長に仕え、利休に学んだ超一流の大名茶人。忠興の嗜好が原点にある強さが、上野焼の格調の根底にあります。 細川忠興が求めた「侘び寂び」に通じる真っすぐな趣。その礎に時代を経て加味された美しさが、国焼茶陶、藩窯として歩んできた上野焼の風格に表れています。

そして、上野焼のもう一つの特徴は、多彩であること。多種の釉薬が使われ、それぞれに肌合いや艶が違います。
その作風は時代によって趣を変え、格調の高さを残しながら現在に至っています。
戦乱の世から間もない初期の作品には、研ぎ澄まされた野趣あふれる風格が漂っています。
江戸後期には、上野の代名詞となっている銅を含んだ緑青をはじめ、三彩や紫蘇手などの装飾性も高まり、作品を特徴づけました。

時代と向き合い、試行錯誤を重ね、絶え間なく陶技の幅を広げてきた上野焼。4百年をこえる伝統と洗練された現代感覚の調和、手間ひまを惜しまず妥協を許さない姿勢が、ひとつの器を生み出しています。


細川忠興像(永青文庫蔵)
戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。丹後国宮津城主を経て、豊前国小倉藩初代藩主。


皿山本窯跡
小倉小笠原藩時代の江戸前期から幕末まで、
最も長い期間稼動し た窯跡。



上野焼の特徴

上野焼は釉薬が多種多様です。初期は、灰釉系の釉薬が主流でしたが現在は 銅釉を主体に灰釉や鉄釉、銅と鉄を混用した三彩釉など色々な釉薬が使われています。

また、茶陶として発展した上野焼は、他の陶器類と比較して、極めて軽く、薄づくりであるという特徴を持っています。五感に心地良い、土の持つ素朴さ、力強さの中に「薄づくり」の上品さを秘めたその特徴現在にも受け継がれています。


緑青
上野の代表色となっている酸化銅を使った釉薬。

柚肌
柚子の皮のような質感になる鉄釉の低火度窯変。

木目
二色の土を使って成形し木目文様を出す技法。

粉引
素地の上に白い土を化粧掛けする李朝の技法。

琵琶釉
高麗茶碗や西日本の古窯にもみられる淡い色調。

透明釉
素地の風合いをそのまま生かす透明感のある釉薬。

鉄釉
灰釉に鉄を薬、一般的に深い茶褐色。

鉄絵
鉄分を含む絵の具で下絵を描く、伝統的な技法。

朝鮮唐津
唐津焼で有名だが、古上野にもみられる釉薬。

虫喰釉
素地が表れる虫喰、粒が美しく均一に連なる。

紫蘇手
鉄釉の低火度焼成による窯変で紫蘇色の肌に。

三島手
素地に文様を捺し、化粧土を塗り込む李朝技法。

三彩
三種の釉薬で彩られる後期上野の代表技法。

刷毛目
黒い素地に白い化粧土を刷毛で塗る李朝技法。

玉子手
透明感のある薄黄色で潤いのある釉肌が特徴。

藁灰釉
透明な灰釉に藁灰を混ぜた白濁の美しい釉薬。

灰釉
草木の灰に長石などを配合した基本的な釉薬。

一陳掛
長石釉や化粧土を絞り出すように流し掛ける技法。

伊羅保
見た目も手触りも荒々しさが特徴の伝統的釉薬。

飴釉
鉄釉の一種、酸化焼成で透明感のある飴色に。

上野焼の里までのアクセス 上野焼の里詳細マップ 窯元のご紹介

上野焼の里に来たら
まずは陶芸館へ
お越しください。

上野の里ふれあい交流館にはいろんな窯元の作品が展示・販売されています。上野焼について知りたい方は、まず陶芸館にお越しください。



上野焼を実際に体験!
オリジナルのMY器作っちゃおう♪
my器作り

やきものをいっぱい見て、ご自分でも作ってみたくなったら陶芸体験に参加してみませんか?
一日体験から本格的な陶芸教室まで各窯元で企画されていますので、興味のあるかたは直接お問い合せ下さい。

my器作り
福智山 上野焼 パワースポット イベントカレンダー 平成筑豊鉄道 写真ギャラリー
方城すいとん ふくちリッチジェラート 福智ファインドフェスティバル 人とものづくり